星を調え、より良い未来へ。

星読みによるリアル体感を発信中!

人生どん底期はどうしたらいいのか?星の葛藤を和らげ、前向きに生かす。

 

(今回の記事は

ものすごく長くなっております。

まとまっていなくてすみません!)

 

 

自分のどん底だった時期を振り返り

星の配置を確認して、

あのとき(当時は占星術を知らなかった)、

どうしたら最短で

葛藤を和らげ

星のエネルギーを前向きに生かすことができたのか、

考察してみました。

 

流れの悪い時期は

むやみに抗ったり

がむしゃらに動くよりも、

落ち着いて分析・検証する。

 

どんな星のエネルギーが影響しているのか、

どうしたら葛藤が和らぐのか、

どう使えば前向きなエネルギーに変えられるか、

起きている出来事から何を読み解くことができるのか。

 

頭で考えるというよりも

心と体の感覚で検証していくことで、

今後の人生に役立てることができる

実体験からも感じています。

 

 

これまでの人生を振り返って

私が最もどん底だと感じたのは、

①小学生〜高校生時代

②2017年前後の鬱で休職・退職した期間

かなぁと思っています。

 

今回はすごくわかりやすく

しんどい星の配置が重なっていた

②の期間を考察してみました。

 

 

私の2017年前後の星のエネルギーは

もう、しっちゃかめっちゃかでしたね。

振り返って星を読んでみて、

「あぁ、やっぱりな。」と。

 

それとともに

「占星術ってすごい!」って

当たり過ぎていてびっくりしました。

悲しいような、嬉しいような、

複雑な気持ち。

 

 

出生図(ネイタル)と

空の天体・外的要因(トランジット)と

内的要因(プログレス)

を組み合わせて調べてみたところ、

私にとって

2016年〜2018年はものすごく

しんどい星周りでした。

 

(ソーラーリターンを調べても

思い返すとまさに!な配置でしたが、

今回は情報量が膨大なので割愛します。)

 

2018年に初めて占星術の鑑定を受けたのですが、

そのときの占星術師さんにも

「今後の人生でもあるかないかくらい

かなりしんどい、心配な星回りの中にいる」と

言われました。

 

 

すべては書ききれませんが、

2016年〜2018年の間で

特に強く影響を受けていたであろう流れを

一部まとめてみました。

(はっきりと日にちを覚えていない

出来事に関しては

時系列が前後する部分もあります)。

 

 

 

①プログレス月が12ハウス入り

(2016年の7月頃〜)

 

「おや?やはりメンタルがおかしいぞ?」

と、感じ始めた頃です。

 

当時、私は商社の事務職として

働いていました。

 

職場環境にはわりと恵まれていたものの、

安月給で、一人暮らしでは貯金もできず、

毎日同じルーティーンの仕事で、

新しいことに挑戦する機会もなく、

「自分の人生、これでいいのか…?」と

思い始めたのが2016年ごろでした。

 

休日の趣味もなく

やりたい仕事も思いつかず

とにかく人生の停滞感が苦しかったので

(火エレメント強めの民にはしんどかった)、

プライベートでは

社会人コミュニティに入ったり

無理やり趣味をつくろうとしたり

恋愛に逃げたり、

なんとか刺激をつくって

人生を楽しもうと努力はしていたのですが…。

 

他にもいろいろと悩んでいたことがあって、

対人恐怖症や過食症も悪化しました。

 

とにかく

「動きたいのに動けない!!」

「どこに向かえばいいのかわからない!!」

みたいな感覚でした。

 

やはり、私にとって、

生きる目的の大部分を

仕事にぶつけたかったようです。

 

人生のうちのほとんどの時間を

仕事に費やすわけですから、

当時は贅沢な悩みかと自分を責め葛藤しましたが

いくら職場環境がよかったとしても

自分が「魂を生きている感」のない仕事では

生き地獄の中にいるような気分でした。

 

 

 

②年齢域の切り替わり

(2017年頃)

 

最もしんどかったのは25歳前後でしたが、

ちょうど金星から太陽の年齢域に移行していく時期でした。

金星は水エレメント

太陽は火エレメントの自分にとって、

意識することが変わって戸惑うのは当然。

しかも、

太陽はほぼノーアスペクトなので

「生きている意味がわからない」と

なりがちな時期でした。

 

ある日、

時間通りに朝起きて、

お弁当を作って、

身支度をして、

「さぁ出勤するぞ!」と思って

玄関のドアを開けようとしても、

手が動かなかったんです。

ドアを開けられませんでした。

 

行きたいのに、行けない。

そのまま玄関で泣き崩れました。

 

頭では「仕事に行かなくちゃ。」

心では「もう無理なんだ。」

という、

頭と心が完全に反発しているような状態でした。

頭と心がスクエア〜 頭⬜︎心

 

そんな日が続き、

欠勤することが増え、

学生時代から皆勤賞だった自分にとっては

仕事を休んでしまう罪悪感で余計に苦しくなりました。

 

こんな体調になって

転職なんてできる体力はもうない。

だからこの会社にしがみつかなくちゃ。

なのに毎日休んでしまう。

ただただ焦るばかりでした。

 

ストレスで過食症となり、

低身長なのに今よりも

7キロくらい太っていました。

いわゆるリストカットに近いような形で

食べたくなくても無理やり

ジャンクフードを口に押し込むことで

自分を痛めつけていたんだと思います。

本当はそんなことしたくないし、

太りたくない。

でも、頭と心と体がバラバラで、

肉体的にも精神的にも崩壊していました。

 

頭と心と体がズレているような感覚

「うつ病とか精神疾患ってこういう感覚なんだ」

「経験した人にしか絶対にわからない苦しみとはこういうことか」

身をもって痛感しました。

 

もともと幼少期から

人に気を遣い過ぎたり、

バカ真面目で几帳面なところがあったり、

対人恐怖症もいくつか抱えていたので、

そういった無理が積み重なって

とうとう強制終了が起きたんだと思います。

 

結局は、

いずれ人生のどこかのタイミングで

起きることだったんだと思います。

自分が出生図(魂の設定)を抑えつけて

無理やり自分を世間の枠に押し込めて

生きていたのですから。

私が魂の設定に気づかない限り、

宇宙は気づかせるために

ずっとサインを送ってくれたんだと思います。

 

 

 

③プログレスの月がネイタル冥王星にコンジャンクション

(2017年9月頃)

 

ここが最も

自◯願望が強かったときでしたね。

 

もともと出生図で

冥王星・火星スクエアと

冥王星・土星スクエアを持っているので、

プログレス月とネイタル火星のスクエアと

プログレス月とネイタル土星のスクエアも

同時に形成されるときでした。

おいおい、冥王星絡むだけでしんどいのに

火星土星まで絡んでくるんかいっ!

 

プログレス月とネイタル火星のスクエア

→人間関係での衝突

プログレス月とネイタル土星のスクエア

→課題や責任が生じる

という意味を表しますが、

まさにそんな感じの出来事がありました。

 

会社員に疲れ切って辞めたくて、

かといって他にやりたいこともなく。

 

本音は

「結婚したい」というよりも

「仕事を辞めたい」なのに、

当時の恋人と違和感が残ったまま

もう結婚してしまおうかと揺らぎ

中途半端な状態に苦しみました。

この違和感は正解で、

彼が某新興宗教の家系だと判明し

なんとか結婚回避できました。

別れるまでしつこかった…。

本当、人生停滞期は

変な人が寄って来やすい、もしくは、

自分が気づきにくくなってしまっている

ということにも注意ですね。

 

もし、この闇の時期に結婚に逃げてしまっていたら

サターンリターンで離婚という

別のパラレルワールドだったのかもしれない

という話はこちらに書きました。

hoshinoarukurashi.com

 

心療内科でもらった薬を服用していた時期でしたが、

副作用で余計に体調が悪化しただけでした。

 

 

 

④トランジット木星が蠍座・12ハウス通過

(蠍座通過は、2017年10月10日頃〜2018年11月8日頃)

(12ハウス通過は、2017年11月頃〜2018年10月頃)

 

私にとって蠍座絡みのイベントって

すごく影響を受けやすいんですね。

 

私の出生図では

蠍座が12ハウスとほぼ重なっていて

アセンダントが蠍座で

アセンダントに冥王星がほぼコンジャンクションで

冥王星と火星・土星がスクエアで〜

ってもうこれだけで疲れるわ!って思います。笑

 

トランジット木星が蠍座を通過するって

イメージだけでもなんか闇が暴かれそうですよね。

実際に、あの頃の木星蠍座期間は

ニュースでもそういったものが多かったですし、

しんどいと感じる方が多かったようです。

 

私もあの1年間は本当にしんどかった…。

皮膚のできものが悪化して手術したり、

電車で盗撮おやじに遭遇したり、

ぼったくり占い師に高額商品を強引に売りつけられたり、

盗難被害に遭ったり、

体調不良で退職することになったり、

ずーっと気分が沈んでいました。

 

トランジット木星の12ハウス通過は、

スピリチュアルの探求に意識が向かうときでもありますが、

たしかに、答えがわからなさすぎて

占いでなんとか解決策を見つけようと

必死な時期でもありました。

 

 

 

⑤トランジット冥王星が

ネイタル天王星・海王星を通過

(③の期間の途中、2017年12月頃)

 

私は出生図の天王星と海王星が

ほぼコンジャンクションしている世代なので、

トランジット冥王星が立て続けに重なりました。

 

天王星通過で会社員の働き方に限界を感じたときで、

海王星通過は祖父が亡くなったタイミングでした。

 

天王星通過は

独自性を打ち出したくなったり

ゆえに集団になじめない感覚になったりするとき。

海王星通過は

人生に迷ったり、命に関することを考えたりするとき。

と、いわれていますが、

まさにそういったテーマの出来事でした。

 

 

 

⑥プログレスの月がアセンダント通過

(2018年1月頃)

 

数週間のお休みをもらって療養し、

再度職場復帰を試みたとき。

それでもやはりだめで

また長めの休職期間に入ることになりました。

 

プログレス天体のアングル通過は

特に影響が強まります。

 

この時期は大きく変容する時期ともいわれていて

それに伴い苦痛を感じやすいとき。

もともと出生図をちゃんと生きている人は

それほど打撃を受けないのかもしれませんが、

私は出生図をフルシカトして生きてしまっていたため

(というか占星術というものをまだ知らなかった)、

大打撃をくらいました。

おかげで方向転換できましたが…。

 

プログレスの月が12ハウスにある期間は、

気持ちが鬱屈としやすかったり

精神性・スピリチュアルなことに関心が向くことも。

1ハウスに入ると、

約27年周期の新たなスタートとなり

これまでと全く違う道に進んでいくこともあり

やはり心が揺らぎやすい時期です。

 

働き方や生き方を前向きに変えようと

強く決意したときでした。

 

 

 

⑦プログレスの太陽が牡牛座入り

(2018年3月)

 

私のプログレスの太陽は

2018年3月から牡牛座入りしていました。

これまた大きな切り替わりのときでした。

プログレスの太陽のサインの切り替わりは

30年に一度ですから、

生まれて初めてのサイン切り替わりのとき。

 

たいしたスキルもなかったので、

会社に依存しなくても

自分自身の力で収入を得られるようにと

働き方について大きく見直しをかけたときでした。

ここで方向転換しておいたことで

のちにやってくるコロナ禍にも

特に大きな変化を起こされることなく

日々を過ごせた気がします。

 

 

 

⑧トランジット木星が

ネイタル冥王星にコンジャンクション

アセンダント通過

(2018年10月頃)

 

ネイタル冥王星へのコンジャンクションは

過酷な経験をするときだといわれていますが、

 

③での話と同じく、

もともと

冥王星・火星スクエア

冥王星・土星スクエアを持っているので、

トランジット天体がネイタル冥王星に

コンジャンクションするときは、

そのトランジット天体は

ネイタルの火星、ネイタル土星に対しても

スクエアを形成することになります。

 

トランジット木星がネイタル火星とスクエア、

がむしゃらにいろんなことに手を出しても

空回りしていました。

ただ暴走していただけだった。

 

トランジット木星がネイタル土星とスクエア、

まさに、社会的な役割や

価値観の見つめ直しの時期でした。

もうカタカナだらけでよくワカラナイ…。汗

 

 

 

 

この①〜⑧の流れの中で

迷走し大きな葛藤に潰されそうになりながらも

なんとか諦めなかったことで、

西洋占星術に出会い

自分を知ることができて、

働き方や生き方を見直し

魂の設定に沿った暮らし方への移行を

進めてくることができました。

 

(ちなみに木星蠍座期間の次、

木星射手座期間で

占星術を本格的に学び始めました。

まさに、射手座=占星術!

勉強に挫折して数年離れた期間はありましたが。)

 

 

12年に一度とか、30年に一度とか、

大きな節目ともいえることが①〜⑧と

こんなにも同時期に重なっていたので、

そりゃあ苦しいよなぁ…

びっくりするよなぁ…と

今となってはわかりますが。

 

特に、

トランジット木星もプログレスの月も

同じタイミングで蠍座・12ハウスを通過する

というのは、かなりしんどかったです。

 

占星術を知る前は、

「自分に一体何が起きているのか!?」と

意味がわからず、

パニックやら焦りやら絶望やらで

本当につらかったです。

 

でも、

それだけ大きく変容するチャンス

なんですよね。

(破壊と再生の冥王星は、

破壊だけでなく再生も用意してくれている。)

 

ここまでされないと気づけないくらい

頭でっかちのこだわり強め人間だったので、

オケツ叩かれたんだと思います。

 

 

未来予測法のすごいところは、

未来の計画に役立つだけでなく、

過去の星の配置

(プログレス、トランジット、

ソーラーリターンなど)と

そのとき起きた出来事や内面の変化を分析することで、

あのとき自分がどう反応すると最大限の効果が得られたのか

どんな行動をしたら葛藤が和らいだのか

どうしたら効率的に良い流れに乗ることができたのか

などが把握でき、

その体感データを

今後の対策に生かせることでもあります。

 

 

「苦しい時期はあと数ヶ月で終わるんだ」

「今は忍耐が必要だけど来年は楽しい期間がやってくる」

などとわかっていれば、

必要以上に怯えなくていいですし、

前もって準備ができますし、

なにより、

希望を持って生きていける

 

 

 

今回、

自分のどん底時代を振り返ってみて

私の教訓はこんな感じかな、と。

・出生図を生かす

・流れに無理に抗わず、未来予測のテーマにその都度取り組む

・星の配置・起きる出来事・体感をひたすら観察する

・今あるものに意識を向け感謝する

・謙虚に誠実にユーモアを忘れず

・新たに取り入れるよりも、まずは古いモノを手放す

・焦るな!生きていればいい!

ってことですかね。

 

最後のは大事。

一生懸命生きていても

どうにもしんどい時期はある。

 

とにかく命を繋ぐことです。

 

私も、

「明日、自分は生きているだろうか…」って

それぐらい当時は追い詰められていました。

自分で自分の人生を終わらせてしまおうか、

本気で考えていた時期だったので。

 

どん底の時期って、

周りの人はどんどん進んでいって

自分だけが置いていかれている感覚に

なるかもしれませんが、

焦らないことが大事ですね、本当に。

 

焦るほどに、競うほどに、

本来の自分から遠ざかってしまうのだと思います。

 

 

行動はたしかに大事だけど、

がむしゃらに動きまくっても

心をすり減らすばかりで、

そのわりに大した解決策は見つからなかった

(行動したから占星術に出会えたというのはあるけども)。

未来予測を知らなかったため

あまりに遠回りをしてしまった感はあります。

 

星の配置・流れを確認してから動いた方が

よっぽどスムーズで的中率もすごかった。

 

 

なんとか生きて乗り越えたから、

あの頃の自分にはきっと想像できないほどの

幸せな今があります。

 

「2020年に宿命的な相手に出会い

結婚するだろう」という流れも

未来予測で知っていたので、

希望を持って生きることができたというのもあります。

(実際に、2020年中に出会い、その後結婚しました。)

 

 

星は、より良い未来に向かうために整える。

 

じっくり内観して

星エネルギーの不具合を整えて、

エネルギーチャージをしてから。

それからぼちぼちゆっくりと、

進んでいけばいい。

 

星たちは、私たちに

本来の自分で生きる道を

常に示して教えてくれているのだと思います。

 

 

 

星乃しほ

 

 

 

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