「厄年に家を建てるのは良くない」と
聞いたことはありますか?
私の知り合いの話だけでも、
厄年に家を建てて
身内の誰かが亡くなったとか
ペットが亡くなったとか
家族が大怪我をしたとか、
工事に着手し始めるとそういった現象が起きると
何度か聞いたことがありました。
「悪い方角に引っ越すのは良くない」とか
「家相の悪い家に住むと不幸な出来事が立て続けに起きる」
というのもよく聞きます。
今は亡き、私の祖父は、
九星気学、四柱推命、家相、姓名判断などの
鑑定師でした。
なので、小さい頃から
そういった話と周りの人に起きる出来事を通じて、
「目に見えないものの力や流れを軽んじたり
馬鹿にするといけないんだな。
バチが当たるんだな。」
と、幼いながらに思っていました。
神棚へのお参りとか
お墓参りとか
そういったことをとても大事にする
家系だと感じていました。
よく心霊スポットに茶化しに行った若者が
事故に遭った話とか聞いたことありませんか?
ドラマなどでもそういった描写がされていて
本当の話がどれくらいなのかはわかりませんが、
「想い」とか「目に見えないエネルギー」って
きっととても大切なことが詰まっていて、
そこを馬鹿にすると痛い目に遭うだろうし
(そもそも何かを馬鹿にするという姿勢は
悪いことを引き寄せて当然といえば当然か)、
目に見えないものも大切にすると
現実は明るい方向に進んでいく
という流れはきっとあるんだと私は思っています。
目に見えないものを証明するのは難しいからこそ、
自分で何度も人体実験をしてきました。
これまでの自分の体感でも、
大吉方位に引っ越してから嬉しいことが立て続けに起きたり、
自分の星や使命に沿った行動をするとスムーズに進んだり、
婚活難民だったのに未来予測を使ったらあっさり結婚したり。
不思議なんだけども、
言語化するのは難しいのだけど、
やはり目に見えないエネルギーや流れといったものが
たしかにある、
そう感じるんです。
「思い込み」とか「気のせい」と言われればそれまでですが、
思い込みが氣をつくるところもあるだろうし
「氣」も見えないエネルギーの一種だと思うし
虫の知らせとか直感とか、
目に見えない力を信じてみるという姿勢は
私は好きです。
可能性を温かく見つめて信じてあげる感じがして
なんか好きです。
やはり本人が体感することで腑に落ちて
本来の力が発揮されるところでもあると思うので、
人に伝えるのはなかなか難しいのですが。
それに、古代の人たちが
長い間ずっと大切にされてきたものには
きっと何か意味があって、
その受け継いでくれたものを大切に扱いたい
という気持ちもあります。
それが「占い」というものに対してよくいわれる
「統計学」とみなされたとしても、
当たる確率が高いというのはあるわけで。
占いのようなものに依存して
現実面がおろそかになってしまうのは違うけど、
膨大な知識量や分析で
長い歴史で繋いでくれた先人たちの想いを
私は大切にしたいなぁと感じつつ
占星術に関するお仕事をさせていただいています。
もし、
「現実面をがんばっているのに
なぜかうまくいかないなぁ」と感じるときは、
目に見えない力を意識して
その流れに抗わずに乗ってみる行動をするのは
おすすめです。
最初は目に見えない流れだったものが
乗っかっていくことで
結果的に目に見える現実に反映されてきたりします。
目には見えないけど、はたらいている力。
今この瞬間もはたらいている力。
自分が温かい気持ちで意識した瞬間から
その力は味方としてサポーターとして
寄り添ってくれるのかもしれません。
星乃しほ