土星は、
責任、制限、具現化、
苦手意識、コンプレックスなどを
表す天体です。
出生図で
アセンダント近くや1ハウスなど
目立つところに土星がある方は、
ストイックで真面目な印象の方が
多いと感じます。
(その天体っぽい雰囲気を纏うことになるので)
責任感があり、ルールをしっかり守り、
コツコツと努力していける忍耐力がある。
そのように他者からも見える。
ただ、
(ハードアスペクトがあると特に、)
ストイックすぎて自分を責めがちになったり、
自己肯定感が低くなってしまう傾向もあると感じます。
真面目ゆえに妥協ができないんですよね。
常に自分自身に、何か制限や課題を
提示しているような雰囲気。
土星をルーラーに持つのは山羊座ですが、
アセンダントが山羊座だと
面接が通りやすいらしいです。
いいなー!
でもたしかに、
土星が強い方って、
信頼感・頼り甲斐があるというか、
職場でもプライベートでも
居てくれるだけで安心感・安定感がある気がします。
「この人はどんな時も裏切らないでいてくれる」みたいな。
幼少期から人間不信で生きてきた私にとっては、笑
とても安心できる存在、という印象があります。
ただ、真面目な方だからこそ、
「これ以上自分を責めないであげて〜。」
「あなたの努力はもう十分素晴らしいんです!」
「みんなから信頼されているんですよ。」
「組織に安定感をもたらしてくれてありがとう。」
と、伝えたい!!
みんな誰しも真面目な部分は持っているだろうけど、
やはり土星が利いている人は
他者からはっきりとわかるくらい真面目!
結局のところ、
真面目でしっかり者の方々が
世の中を支えてくれている部分が大きいと思います。
でも、まじめすぎても潰れてしまうから。
表には見えなくても
まじめに頑張っている方々が
もっともっと評価されますように。
幸せなことが起きますように。
うちの父はアセンダントに土星が乗っかっています。
超真面目です!
私も月と土星のセクスタイルを持っているので、
幼少期から
「真面目だね〜」
「しっかりしてるねぇ」
「もっと遊んでみたらいいのに?」
とか、言われてきました。
自他共に認める不器用バカ真面目。
ただ、上には上がいた。笑
というか、父の姿を見て育ったことは
私の人格形成において
かなり強く影響していると思っています。
この父の娘というポジションだから
このホロスコープを持って
生まれてきているのだなぁと妙に納得。
いや、このホロスコープだから
この家に生まれてきたと言う方が
正しいのかな。
うちの父親の出生図では、
アセンダントに土星が乗っかっていて、
さらに、ハードアスペクトもあります。
もちろん他の天体の影響もありますが、
土星を見るだけでも
十分その真面目さが全面に出ているのがわかります。
父親を見ていると
世界一腰が低いのでは?と、
本気で思っています。
周りの人からも言われます。
もちろん仕事上などで
指導しなければならない立場の場合は、
ハキハキと物申しますが、
それでも常にいろんな人の立場を考えながら、
周りの人の意見をきちんと聞きながら、
自分の認識が間違っていないかを確認しながら、
物事や話し合いを進める感じです。
本当に、企業の上層部に一人居てくれたら、
不正の一切ないホワイト企業になりそうだし、
社内の人間関係が穏やかに保てるだろうし、
周囲の人から信頼されるタイプだなぁと
思います。
自分より年下の人にももちろん敬語で
ものすごく丁寧に接します。
あいさつもきちんとします。
草野仁さんみたいなイメージ。
でも、草野さんみたいに朗らかな感じはそこまでなくて、
常に緊張している・人に気を遣っている感じはある。
そして、一生懸命なんだけどものすごく不器用で、
ちょっとみんな呆れたり笑っちゃったりしているけども。
もはや、かわいいコロンとしたおじいちゃんになってきた。笑
父の出生図では天王星も目立っているので、
「ちょっと変わっている」雰囲気も
相まっているのだと思います。
土星は、
ソフトアスペクトだったとしても
「行きすぎることを制御する形」に働くようなので、
ハードアスペクトだとやはり
「常に自分に対して何かの制限が働いている」
という感覚がありそう。
土星が利いている方は
何か自由になれない制限のようなものを感じていたり、
「自分はまだまだだ!」と
自分を律する気持ちが強いかもしれません。
でも、周りの人に映る、滲み出るその「信頼感」は、
すごく魅力的だと思います。
その安定感に助けられている人がいると思うんです。
「どうかあまり自分を責めないであげて〜。」と、
思います。
自分責めしがちな私が人のこと言えませんが…。
適度にリラックスしつつ、
自分の中にある土星の輝きを誇りに思ってください☆
星乃しほ