人間関係の悩みについて、
星を通してどう捉えるか、
今回はそんなテーマで
書いていこうと思います。
私には姉が一人いますが、
性格や考え方が真逆
っていうくらいに違います。
姉は、地のエレメントの要素が強く、
その意味の通り
堅実コツコツ資産形成!ってタイプです。
私は、火のエレメントの要素が強く、
その意味の通り
自由に動けないのは苦しいタイプです。
また、姉には水エレメントの要素がほとんどなく
(=共感や寄り添う情のようなものが少ない)、
強度HSPの私にとっては、
冷たい・怖い、という印象がありました。
そして、お互いに
兄弟姉妹を意味する3ハウスに
制限・課題を意味する土星を持っています。
姉妹あんまり仲が良くない…
幼少期からしょっちゅうケンカをして
「どうにもこうにもタイプが合わないなぁ」と、
お互いに感じていたと思います。
土星が表すテーマは、
大人になるにつれて少しずつ克服していく
課題といわれています。
うちの姉妹の例では、
エレメント分布の違い
3ハウスの土星
が、特に姉妹関係の不仲に
影響を及ぼしていたと感じます。
占星術に出会ってから、
姉との関係がなぜしんどかったのか、
その理由が見えてきたのです。
そして、それと同時に、
姉に補ってもらえていた要素があった
ということにも気づいたんです。
というのも、私は、
火エレメント要素が強く、
地エレメント要素が少ない。
計画的にコツコツ継続すること、
肩書きを重視する世界、
などは息苦しく感じてしまいます。
でも、思い返すと実家にいたころは、
・お年玉はほとんど貯金
・計画的に資格を取る
・成績優秀者、優秀論文賞をとって大学卒業
↑こんなの今やれって言われたら
なんか生きづらいなー
堅苦しいなー
何が楽しくて生きているんだろうって
思ってしまいます。
でも、当時はそれが当たり前で、
私も堅実な意識で
ものすごくきっちり計画的にこなしていたんです。
それはきっと姉の影響でした。
一番身近な存在である姉が
地エレメント要素が強く、
・きっちり貯金
・しっかり学歴確保
・安定した就職先へ
というコースにまっしぐらで、
道を逸れることなんて1ミリもなかったと思います。
それを小さい頃から見ていた私は、
生きづらいなと思いながらも、
「こうあるべきなんだな」
「こうしないと社会ではやっていけないんだな」
と良くも悪くも思い込み、
地のエレメント的な要素をこなせていたんです。
まぁ、修行のような感覚ですけど…。
身近に地エレメント要素強めの姉がいたからこそ、
自分には少ない地の要素を補うことができていたのでは?
そう思いました。
そして、
地の要素を無視しすぎるのも時に弊害が生じる
(羽目を外してしまうことになる)
ということも教えてもらった気がします。
エレメントの偏りによっては、
「この人、タイプ合わないなー」
っていう人はきっといる。
でも、
合わない人こそ、
自分がもっていない部分や
改める必要がある部分を
見せて教えてくれていて、
そこから学ぶことは多いし、
その要素を取り入れることで
自分のホロスコープの
薄い部分を補うことができたりする。
人間関係の中に
もし合わない人がいたとしても、
その人の存在を通して
魂の学びを行っているのかも?
そんな風に、
人間関係を星の視点から捉えてみると、
人間関係の合う合わない論も
少しは冷静な気持ちで眺めることができるかも…
なんて思いました。
星乃しほ