ホロスコープを読み解く上で、
天体・サイン・ハウスは基本になりますし、
その意味だけでも「うわぁ！当たってる！」と感じます。
でも、
天体・サイン・ハウスの意味だけを見ても、
その中にあるグラデーション的要素はわからない。
それくらいホロスコープを読み解くのに
アスペクトはとっても重要になります。
天体同士のパワーバランスを知ることは本当に大切。
アスペクトがハードな人とソフトな人とでは、
同じ位置に天体があってもエネルギーの出方がまるで違う！
天体のあるポイントだけを見つめていても、
「木を見て森を見ず」状態になってしまう。
人間そんな単純じゃないですもんね。
一人の人間のなかには矛盾する部分もある。
この人の金星はここにあるからこういう雰囲気で〜、
なんてそれだけじゃない。
しかも、それが常にずっと続くわけではないし、
アスペクトによっては
本来の天体の意味に制限がかかったり、
他の天体に過剰に影響を与えたりすることも。
トランジット・プログレスのアスペクトも含めると、
「このタイミングならこの天体はこういう方向に使うといい」
といった感じに常に変化していく。
読み取る情報は複雑に絡み合っていて、
全体をグラデーション的に解釈する視点がないと
そこにあるエネルギーに気づけない。
天体エネルギーは
ホロスコープの中で混ざり合っているんですよね。
それを知った上で、
どれくらいの力加減で調整していくのかを
自分の体感・感覚を大切にしながら探っていく。
読み込めば読み込むほど
味が出るホロスコープ。
知れば知るほど自分の可能性に感動する
ホロスコープ。
宇宙のエネルギーって本当にすごい。
