星を整え、より良い未来へ。

星読みによるリアル体感を発信中!

海王星には、じんわりと忍び寄る怖さがある

 

今回は、「海王星」について

書いていきます!

 

海王星は、

夢、理想、無意識、芸術、お酒、麻薬、宗教など

形のないものを表します。

 

ふわふわしてますよね。

 

このふわふわ、結構怖いんです。

一見やさしそうなふわふわあざとい女子が

油断させる戦略で足をすくってくるような…

そんなイメージ。

 

冥王星のような、どストレートな怖さではなく、

じんわりと境界線を溶かすように

ゆっくり忍び寄るような…。

 

 

 

先日、これまでのトランジット海王星の動きと

自分の出生図との関係を調べておりました。

 

びっくりしました!

これまでの人生で

最もお酒を飲み、

恋愛に夢見がちになっていた時期、

私のネイタル金星にトランジット海王星が

ぴったりコンジャンクションしていたんです!

 

↑海王星ってことでハイボールの写真どす!

 

私の出生図では、

ICのすぐ右側に金星があります。

ICも金星も魚座。

 

2016年頃、

トランジットの海王星は

私のICに乗ってきていました。

魚座にある海王星なのでエネルギー強め。

 

ちょうどそのころは、

これまで住んでいた実家のある地域に嫌気がさして、

「もうこんな所にいては自分の人生は変わらない!」と

我慢の限界に達し、

一人暮らしを決意したときでした。

 

トランジット海王星が4ハウスに入るときは、

理想的な土地を求めて住環境を変える人もいます。

 

もうなんか引越して

これまでの人生を無かったことにしたいような、

とにかく自分の人生が嫌で

大きく変化させたいときだったんです。

 

それにちょうどそのタイミングで

職場の女性の先輩が、結婚に伴い

一人暮らしの部屋を退去されるということで、

そのお部屋を紹介してくださり、

そのまま契約させていただくことができました。

 

先輩の知り合いということで、

管理会社さんも値上がりしていた家賃を

据え置きのままにしてくれたり、

家賃も立地条件も会社へのアクセスも

これ以上ないというくらいの好条件のお部屋でした。

 

しかも方位学を調べると

引っ越し先が当時の大吉方位だったんです!

 

当時は占星術を知りませんでしたが、

もうここまでの好条件が揃うということは

自分の人生を大きく進める流れに来ているのだと

心の深い部分で納得できる感覚がありました。

こういう感覚になっているときって

そっちの方向でOKのサインというか、

不思議と物事がうまくいくときなんですよね。

 

女性の一人暮らしは不安でしたが、

なにかとサポートしてくださった先輩のおかげで

スムーズにすすめることができました。

 

 

 

そして、引越しから数ヶ月後。

トランジット海王星が、

今度は私のネイタル金星にコンジャンクション。

 

このころは、

初めての彼氏ができたりで

恥ずかしながら夢見がちになっていました。

恋愛に夢中になっていましたね。

 

コンジャンクションだと魅力が高まる時期とも

言われますが、

たしかになぜかモテまくっていた。

モテ期なんてない人生だったのに、

今考えると本当に不思議です。

 

一人暮らしをして、4ハウス金星を

楽しく満たしていた時期でもあったので、

それも要因の一つかもしれませんが。

「男性紹介するよー」と言ってくれる人も

なぜか多かった時期です。

 

 

同時期、会社の飲み会が楽しくて楽しくて。

お酒よりもジュース派だったし、

もともと飲み会が苦手だったのに、

なぜなのか本当に不思議。

あの期間だけ飲み会が楽しすぎた。

男性とのデートや会社の飲み会などで

人生で最もお酒を飲みまくっていた時期でした。

楽しくてふわふわしていましたね〜。

もう少し調子乗ってはめ外していたら

何かと危なかったかもしれない。

 

こんな感じで

トランジット海王星が

自分のIC・金星を通過するときは、

ふわふわ夢見がちで

明らかにアルコール摂取量が増えた時期でした。

 

今思うと反省したいところもあるのですが、

当時は自分が海王星効いてるなんて知らなかったので、

この「ふわふわ感に呑まれている」ということ自体、

客観視できないんですよね。

 

海王星からの影響は無意識的なので、

自分が意識にのぼらせないと気づけない。

 

私は金星魚座なので

もともと夢見がち人間な部分はありましたが、

海王星のエネルギーを見せつけられましたね。

ここまでだとは…すごい。

 

 

 

例えばですが、

出生図で海王星が強めな人でいうと、

1ハウス海王星だとふわふわした印象を周囲に与えていたり、

とにかく眠くて眠くてしょうがないとか、

海王星ハードアスペクトだとアルコール依存症だったり。

 

薬物やお酒のスキャンダルが出る芸能人は、

ネイタルで海王星がハードな人が多いと言われています。

アーティストさんとか音楽の才能がある人が

麻薬に手を出したニュースとかもたまにありますが、

芸術もお酒も麻薬も海王星的なもの。

 

そして特に、トランジット海王星が

ハードアスペクトをとるときは怖い。

お酒に溺れやすくなったり、スキャンダルや詐欺にも注意。

 

 

トランジット海王星だけでも影響は強いのに、

ネイタルで海王星が効いていると

思い悩む人は結構多い印象があります。

 

海王星のエネルギーは芸術的創造の方向へ使うとか、

目に見えない世界について学ぶとかしないと、

現実世界を邪魔してくる感じがあります。

かといって、

そういうものだって現実とのバランスが大切で、

ふわふわスピリチュアルだけに偏って

現実が見えなくなってしまうのも怖い。

 

私は冥王星強め人間ですが、

トランスサタニアン(冥王星・海王星・天王星)が強いと、

社会の「一般的な生き方」に沿って生きることは

苦しいと感じる人が多いのかも。

 

こんなのさ、

自分の星を知らないとしんどいですよね。

占星術を知らなかったころの自分は、

どうして自分の人生はこんなにも邪魔が入るのか

なんでいつもいいところでダメになるのか、って

何か目に見えない圧力があるような気がしていたし、

不器用で要領の悪い自分を責めて葛藤してた。

 

 

 

海王星は無意識的で、

自分が意識的にならないと気づけない。

でも、星を知っていたら回避できることがある。

冥王星はどストレートに怖いけど、

海王星はじんわりと

こちらにわからないように近づいてくる感じ。

 

過去のトランジットを調べてみて、改めて、

「トランスサタニアンに抗うことはできない」

「受け入れてポジティブな方向へ放出するしかない」のだと

思いました。