2024年3月20日 12時07分頃
太陽が牡羊座エリアに入り、
「春分」を迎えます。
西洋占星術において春分は、
１年のはじまりとされていて
超ビックイベントなのです！
何か新しく物事をスタートするのに
良いとされているタイミングでもあります。
「元旦に立てた計画が頓挫している〜」という方は、
ここで仕切り直して
新たに始めちゃうチャンスですよ！
私の体感では、
元旦スタートよりも春分スタートの方が、
毎年うまく流れに乗れている感覚がありますね。
さて、春分図では、
ここから１年間の
わたしたちへの影響、
集合意識的な流れなどを
読み取ることができます。
今回の春分図からは、
「本音を大切に、理想に向かって突き進む」
という雰囲気を感じますよ〜。
じっくり読み解いていきましょう！！
アセンダントは蟹座、
蟹座の支配星である月は１ハウス。
今年は特に、
わたしたちの心や私生活に
大きな変化・影響がありそうです。
月は冥王星と向かい合っています。
ちょっとこの部分は心配で、
結構ハードな印象が…。
ここから1年は人間関係が大きく変わったり、
外部からの影響で心にグサッとくるような、
それでも立ち上がっていかないといけない！
（月は自己表現を意味する獅子座なので、
自分をもっともっと表現していきたい！）
みたいな雰囲気があります。
人との関わり合いによって、
気持ちの部分でとても大きな変化が起きる人が
多いかもしれません。
外部からの圧力に怯えても、
人目が気になったとしても、
自分がブレそうになったとしても、
その揺らぎの中で本来の自分を知って
強い心の基盤を作っていく。
自分の本音を大切にしながら
社会へ自己表現するためにも、
「私生活では十分リラックスできる暮らし方を整えておこう！」
「安心できる生活を守ろう！」と
私生活の充実・整理整頓を
決意する人も多いかもしれません。
まずは自分が心身ともに健やかであることが
結局は社会のためになるのだと、
一度強く意識しておくと心も軽くなりそう。
太陽はMC近く、
高度な学び・海外などを表す
９ハウスにあります。
そして、月・冥王星・太陽で
「調停」というアスペクトを形成しています。
これは、月と冥王星の葛藤を
太陽が緩めてくれる配置です。
月が表す心・本音の部分と
太陽が表す目的意識が
足並みをそろえるような、
しっくりくる感覚がありそう。
本音を実際に行動に移しやすいタイミングが
来ているような。
太陽に対しては、
冥王星からの協力なパワーが助けとなって、
社会に自分を打ち出すためにしっかりと学びを深めたり、
その強い意識を持ち続けることができたり、
そんな前向きなエネルギーを感じ取り
周囲の人たちがサポートをくれるかもしれません。
やはり太陽を積極的に使っていくのが
重要になってきます！
太陽のある９ハウスは、
哲学、教養、高度な専門知識、法律、出版、海外などを
表しますので、
そういったものに触れる・学ぶ過程で、
「自分はこれからどうしたいのか？」
「自分にとって人生の目的とは？」
などなど、
哲学する時間を積極的に取り入れるなどするのも
良いと思います。
９ハウス的なことを参考に、
あなたが直感でピンとくるものを学び、内観し、
それを社会にどう打ち出していくのかを考える、とか。
ゆっくり内観する、哲学する時間って、
忙しい毎日ではなかなか取れなかったりするじゃないですか。
ここからの１年間は、
そういった時間を意識して日常に取り入れると
いいかもしれないですね！
ただ、その太陽に対して、
夢やイマジネーションを表す
海王星からの影響も強いので、
大きなビジョンを掲げて進みたい気持ちが強くなる一方で、
夢見がちに理想だけが先走りすぎたり、
地に足がつかなくならないように注意が必要です。
フワフワ〜と飛んで行かないように
足元はまじめにしっかり固めておきたい。
感性を磨いたり、
直感を意識してみるのはおすすめです！
火星は孤立しているので、
実行力のエネルギーがくすぶってしまう感覚や、
怒りの感情コントロールが一筋縄ではいかないような
雰囲気があります。
ドラゴンヘッド・水星・キロンがくっついているので、
社会に出ていこうとする中で、
自分の課題を乗り越えようとする過程で、
怖い、恐れ、傷を思い出すなどの
不安な考えに支配されそうになるかもしれません。
「怖いけど…自分の本音は何だったっけ？」
そう心に問いかけることは
忘れないようにしたいです。
金星、土星、木星の配置を見ると、
少し制限が加わるような感覚はありそうですが、
落ち着いて好きなことを楽しむような感じで、
豊かさや幸運も得られそうです。
次の春分までの１年間にわたって、
このエネルギーは続きます。
この太陽牡羊座期間に何らかの種まきをしておくと、
秋分ごろに成果を受け取りやすくなります。
１年に１度のチャンスのタイミングです！
日本は新学期ということもありますし、
この機会に
「心からやってみたいと思うこと」を
社会に打ち出してみてはいかがでしょうか？
