トランジット(空を運行中)の天王星は
突発的な出来事や変革を起こします。
冥王星による破壊と再生が
じ〜っくり、じ〜っくり、根こそぎ変容させる
ものだとするなら、
天王星による突発的な出来事は
地震のように突然バキッ!と壊す
というイメージです。
冥王星は、本質部分の変化で
じんわりと来て結構しんどい。
天王星は、わりと
わかりやすい出来事で起きる。
天王星が自分のネイタル(出生図)天体へ
ヒットした場合は特にわかりやすいかなと。
この天王星による変革を
受け入れることができるのか?
乗り越えることができるのか?
によって、その後の未来が
より幸せなものになるのか
より窮屈なものになるのか
が、変わってくると感じています。
変化を受け入れ、
古いものを削ぎ落とし、
新しい自分にアップデートすることで、
魂にとって幸せな成長が促されるのだと、
実体験からも思っています。
焼きそばランチ頼んだら付いてきた!
トランジット天王星の影響といえば、
東日本大震災の翌日である2011年3月12日、
天王星は、12星座のトップバッターで
エネルギッシュな牡羊座に入りました。
そして、原発事故が起きました。
天王星はUranus(ウラヌス)。
ウランは、発見されたとき、
すでに数年前に発見されていた
「天王星(ウラヌス)」に因んで
「ウラン」と名付けられたそうです。
天王星が原子力を意味すると考えれば、
東日本大震災の原発事故は
天王星の牡羊座入りがトリガーになったのでは?
と、読み解くこともできますよね。
怖い話はちょっとここまでにしておいて…。
突発的な出来事・変革をもたらす天王星。
2019年3月〜牡牛座を運行中です。
(1つのサインに約7年滞在)
ほぼ同時期、私の出生図では、
6ハウスを運行していました。
どんな変革があったのかを振り返ってみました!
牡牛座的なものの改革として、
世の中では、仮想通貨、所有価値観の変化
(持たない暮らしとか)、
などがあったかと思います。
私個人的には、
6ハウス通過ということもあり、
THE働き方改革!の期間でした。
「強度HSPで社会不適合な自分には、
正社員で働いていくことは無理だ。
もう限界だ。」と感じ、
副業、在宅ワーク、ネットを使った仕事など、
とにかく手当たり次第に試していた期間です。
こういうのもあって、コロナ禍に入る1年程前に
パソコンで仕事ができる準備を整えておくことはできました。
牡牛座=経済的基盤
6ハウス=労働環境
が、改革されていったわけです。
他天体(特に冥王星)の影響もあるのですが、
働き方への意識・見方が
この7年間で別人のように変わりました。
出生図にソフトアスペクトが多い人は、
トランジット天王星による変革は
結構しんどいと感じるかもしれませんね。
元々、ハードアスペクトをたくさん持っている人は、
人生で変化や葛藤がわりと多かったと思うので、
そこまで驚かないのかもしれません。
天王星による変革を
受け入れることができるのか?
乗り越えることができるのか?
によって、その後の未来が変わってくる。
これまでのやり方を手放すのは怖いよね…。
もったいないという気持ちも出てくるよね…。
新しいことを始めるのはドキドキするよね…。
突然の変化による成長は痛みを伴いますが、
変化を受け入れ、
古いものを削ぎ落とし、
新しい自分にアップデートすることを通して、
天王星は魂の成長を促すのでしょう。
「歳を重ねるほど頑固になる」とはいいますが…
柔軟な思考力・対応力を持ち、
変化を楽しめるような大人で在りたい〜!
若い世代の意見にも耳を傾けられるような
おばあちゃんになっていきたい〜!
と、改めて思いました。
星乃しほ