今回は、
「星に振り回されては本末転倒」
というテーマで書いていきます。
これは、占星術に触れる上で
かなり大切なお話だと思っています。
占星術の鑑定を初めて受けられた方は、
その的中率の高さに
きっと驚かれたことと思います。
私もそうでした。
「生まれた時の天体配置が
なんでこんなにも
人生に表れてるのだろう…?」と、
不思議でしょうがなかったです。
ただ、
「占星術がすごい!」
「とにかく当たってる!」と
沼にハマって徹底的に追いかけていくうちに、
「自分を見失っていないか?」という点には
注意したほうが良いかもしれません。
これ、私も陥ったことがあるのですが…
自分を知るための星読みだったのに、
いつのまにか星に振り回されていないだろうか?
なんでもかんでも
星の流れを確認しないと気が済まない、と
焦っていないだろうか?
「星の流れに合わせていないと
自分は幸せになれない!」なんて、
思い込んで執着してはいないだろうか?
どんな流れが来ていても、
最も大切なのはその人の本当の気持ち。
今の感情・感覚をしっかりと味わうこと。
その上で行動すること。
魂の望みと宇宙の流れを
バランスよく組み合わせることが大切なのだと
自分の経験を通して感じています。
自分は今、
何と言っている?
何を感じている?
そこをすっ飛ばして、
「占いの結果がこうだから〜」
「火星が〇〇座を運行中だから〇〇しなきゃ〜」
では、魂を生きるところから
少しずつズレていってしまうのかもしれません。
心ここに在らず
自分ここに在らず、の状態。
自分が心から「これやってみたい!!」と
純粋にわくわくして楽しめているのなら
割とスムーズに展開していくことが多いと
感じていますが、
「これやったら良いことあるかな〜?」
「とりあえずこれをしておけばいっか。」みたいな
見返りを求める気持ちや、
とりあえずで行動したときは、
結果が変に歪んだ形で返ってくることが多いように
思います。
やりたいからやる、ではなく、
もはや機械的タスクになってしまっている状態。
心はそこに伴っているのか?
形だけになってしまっていないか?
形式だけ取り繕っても、
心・感情が伴っていないと、
結局あとで崩れるんですよね。
あざとい女子のモテテクニックみたいな?
私も占いジプシーみたいになってしまった
過去があるので、
強い反省の気持ちとともに書いておりますが、
「今この瞬間、自分はどう感じているだろうか?」
自分の感情をすっ飛ばさないことが大切なんですよね。
(昔は、西に黄色いものを置くとかやっていましたが、
欲丸出しで心の基盤は整っていませんでした…。泣)
ちゃんと今の感情を感じて
感覚を研ぎ澄ませて
直感も信頼しているとき、
なぜだか不思議とスムーズに進むことが多い。
やはり、
頭で考えるよりも、心で選び取ることが
大切なのだと、
魂は知っているのかもしれませんね。
昨今のSNS情報過多社会
(特に今は双子座木星期でそういう傾向が強まる)。
情報を追いかけるほどに、
「私もやらなきゃ!!」って
不安や焦りが出てきてしまうかもしれません。
でも、
キャパの範囲も、落ち着いて取り組めるペースも、
ライフスタイルも、人によって全然違う。
そもそも、人それぞれ天体配置が違うのだから、
物事への取り組み方も違う。
自分だけ遅れているかもって焦らなくていい
というか、むしろ
焦るほどにベストな選択を逃してしまうのだと思います。
焦るとタイミングにズレが生じていくような気がします。
焦って手をつけた物事はうまくいかないものですよね…。
私も揺らぎやすいところがあるので、
心が落ち着かない感覚になったときは
自分に問うてみます。
「自分はそれに惑わされていないだろうか?」
「心は伴っているだろうか?」
一旦、落ち着こう。
変に間違った方向に焦って進むくらいなら、
一旦、立ち止まってOK!
まずは自分に戻り、調えよう。
↑
焦り症のお前が言うなっ!はい、これは自戒です。
どんな情報も、星読みも、
自分の人生をより良くするために
活用したいですよね。
星の流れに縛られ過ぎて
ぎこちなくなったり
心がザワザワしたときは、
まずはきちんと「自分」を気にかけてあげて、
自分に合ったペースで
星読みを楽しんでいきましょう〜☆
星乃しほ