星を調え、より良い未来へ。

星読み人体実験ブログ

出生図を「不幸の証拠集め」に使わないこと

 

私が初めて占星術に出会った

2018年当時、

自分の出生図の意味を知り、

その的中率にとても驚きました。

 

子供の頃から

ずっとずっと知りたかったものに、

ずっとずっと探していたものに、

やっと出会えたような感覚になりました。

 

 

ですが…

 

私の出生図は葛藤の天体配置だらけで、

調和的な天体配置はほとんどありません。

当時、占星術初心者だった私は

ひどく落ち込みました…。

 

出生図が当たっていると感じるからこそ、

「ってことは、

私は一生ハードな宿命を持って

生まれたってこと?

死ぬまで一生ハードってことなの?」

と、

占星術に出会えた感動とともに、

大きなショックを受けました。

こうなる気持ちもよくわかる。

羨ましいホロスコープもある。

(久石譲さんの音楽が本当に素敵で

も〜う人間国宝!って思うのですが、

久石さんのホロスコープが

選ばれし者ってくらいに

キラキラと音色が輝いているのが伝わってくる♪

コンサートホールが透けて見える。笑

 

 

当時、

たくさんの占星術師さんの鑑定を受けても、

葛藤の配置の打開策を

具体的に教えてくれる方は

ほとんどいませんでした。

「葛藤があります」

「こうなってしまいやすい宿命です」

としか教えてもらえなかった。

当時の私は余計に不安になりました。

 

 

「自分の出生図が嫌だ」と感じている方も

結構いらっしゃると思います。

 

今回は、そう感じている方に

お伝えしたい想いを書いていきます。

 

 

「自分の出生図が嫌だ」と感じる気持ちが、

私には痛いほどわかる。

これは、占星術に出会う前に、

相当ハードモードな人生を

なんとか乗り越えて来た人には

わかると思います

(真剣に自◯を考えるレベルで悩んできたり)。

 

「葛藤が生じやすい宿命」なんて

否定したい。

受け入れたくない。

でも、

占星術の的中率がすごいから

信じざるを得ない。

必ずしも当てることが目的ではないけど、

やっぱり当たっている…。

またここで葛藤した私。笑

 

そして、当時の私は

これまでのつらかった出来事と重ね合わせ、

いつしか自分の出生図を

「不幸の証拠集め」に使っていたんです。

 

占星術を学ぶほどに気づいてしまった。

吉星と呼ばれる金星も木星も

ハードアスペクトで繋がれていて、

木星も品位が悪い、

今の時代には不利・社会不適合と

思えてしまうような、

生きづらさや葛藤が生まれやすいであろう配置。

冥王星からのハードアスペクトが多く

「そりゃあ、こんな配置なら

普通に生きることがしんどかったはずだわ!」

と、当時の私は思った。

これまでのズタボロ人生の答え合わせができてしまった。

 

「冥王星とのハードがあるから

私はこうなってしまうんだ〜」とか、

「月がズタボロだから

一生本当の安心感は得られないんだ〜」とか。

占星術に触れることは楽しいけど、

どんどん闇堕ちしていく自分もいました。

そして、そのどうしようもないイライラから、

子供の頃に満たされなかった気持ちを、

母親への暴言などに変えて

ぶつけてしまうことが何度もありました。

 

「幸せになるために、

より良い未来にするために、

占星術に触れる。」

最初はそういう気持ちだったのに、

いつしか自分は

占星術を、出生図を、

「不幸の証拠集め」に使ってしまっていたのです。

こんなこと、

きっと昔の賢者たちは望んでいないはずで。

みんなが幸せに生きるために

繋がれてきた叡智なのに、

私はその術に対して、

大変失礼な扱い方をしてしまっていました。

 

 

占星術を学び始めた頃、

私が受けた占星術講座で聞いた言葉で、

ずっと忘れないように大切にしている言葉。

自分の出生図に向き合う上で

忘れてはいけないことは、

・自分を生きる覚悟を持つこと

・出生図を見てネガティブな気持ちになるなら、捉え方を変える必要があるということ

 

自分の人生を生きると決める。

受け入れる。

あのとき母親がこうしてくれなかった

とかじゃなくて、

自分の出生図がこうなっているから

私がお願いできなかったのだな。

そう解釈してみる。

ゲームの設定として

この出生図を選んで生まれてきたのは自分、

ということらしいのです。

 

「こんなアスペクト嫌だな」…

そうやって自分の出生図に対して

ネガティブな気持ちが湧いてくるなら、

まだその天体をうまく使えていないから

捉え直してみる。

たしかに葛藤が生じやすい点はあっても、

打開策も必ずあります。

どんな葛藤の配置でも

前向きに生かす方法があります。

ハードアスペクトはよく

ハイリスク・ハイリターンといわれますが、

メリットも必ずあって、

むしろ動けなかった人を動けるようにしてくれる

作用もあります。

(やさしくは教えてくれないのよね、

バコーン!ってオケツ叩きながらだけど。笑)

 

今でもたまに

「あ〜、自分の出生図ってめんどくせぇ〜」

みたいに感じてしまうことはあります。笑

極端に完璧主義だったり、

極端に過去へ執着してしまうとか、

気をつけていても、ふとしたときに

それが表れたりするとね。

ただ、占星術を理解していくうちに、

自分の出生図を引いて眺め、

客観的に見れるようになってきました。

 

私もこのブログにハードな体験談を

たくさん書いておりますが、

葛藤の衝撃を前向きに使うための

分析・検証・ヒントを見つけるために

記録しています。

決して宿命がハードと刷り込ませるために

書いているのではありません。

 

天体からの影響を自分でじっくりと観察しておくと、

次回の同じような場面では

葛藤を和らげ、かつ、前向きな方向への

エネルギーに使えたりするのです。

天体やアスペクトによって、

エネルギーの出方や生かし方も異なりますし、

未来予測の時期によっても変わってきます。

常に見つめているのは明るい未来だということを

忘れないように気をつけています。

 

 

私も散々葛藤してきたのでわかります。

「どうしてこんなことが起こるのだろう…」

「自分は何も悪いことをしていないのに、なんで…」

理不尽な出来事に、

生きる気力を失ったこともありました。

もし、

「自分の出生図が納得できない」

「受け入れたくない」

「出生図を見て嫌な気持ちになる」

そういう方がいればお伝えしたいです。

出生図を「不幸の証拠集め」に使わないで、

自分の未来をもっともっと幸せにするために

使って欲しいのです。

うん、使えるのです。

過去のトラウマに引きづられてしまう気持ちもわかる、

痛いほどわかる…でも…

それこそそんな過去の思う壺。

これまでコテンパンにやられてきたのなら、

もうこれからは

「こっちから出生図を

前向きに使ってやるぞ!」

腹括って活用していこうぜ!

とお伝えしたいのです。

 

これらのことは、

当時の私にも伝えたいことです。

そして、これからも

忘れないように生きていきたいと思っています。

 

 

今回の話は、これまでの経験を通した

私なりの解釈・感じたことではありますが、

「自分の出生図を眺めるたびに苦しくなる」

「自分の出生図なんて知らなきゃよかった」

そう思っている方にこの想いが届いたら嬉しいです。

 

 

 

星乃しほ

 

 

 

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