出生図の中でも「月」は
特に重要な天体。
心の基盤となります。
年齢域は0歳〜7歳。
他の天体と葛藤の配置をとっている場合、
幼少期にしんどい思いをしたという人が多いです。
私の月星座は射手座です。
射手座は、男性星座・柔軟宮・火エレメント。
射手座はハンター気質ですから、
遠くの獲物を狙い撃ち♪
柔軟性がありいろんなところへ行くイメージですが、
似ている意味を持つ
双子座は近場、射手座は遠く、
というイメージ。
月星座が射手座だと、
長距離旅行、海外、スポーツ、
専門性の高い知識や哲学的なことに
興味がある方が多いかと思います。
私はまさに
海外の学問である西洋占星術を学ぶことや
宇宙について考えること、
本を読むこと、
自己啓発に取り組むことで
心が満たされるところがあります。
海外に行った経験はないのでわかりませんが、
大学時代は一時期ドイツ語にハマり、
独検を取得したりしていました。
哲学的なことを考えるのも好きです。
学びは好きですが、
若干、セミナージプシーに陥りやすいなと
感じてはいるので、
インプットした知識をちゃんと使いこなす
アウトプットを重ねることを意識しています。
外見も内面もめっちゃ日本人すぎるだろってくらい
日本人気質ですが、
昔から自分のことが嫌いでしょうがなかったため、
遠くの理想を追い求めるような傾向はありました。
(遠く=射手座っぽい)
幼い頃から薄っぺらい会話が苦手でした。
「人はどうして生きるのか?」とか
よく考えている子供でしたね。
友達に、
「そんなこと考えたってしょうがないじゃん」って
言われて悲しかったなー…。
同世代の子にしたらつまらなかっただろうけど、
逆に私はトレンド話があまり楽しくなかった。
葛藤の多い人生に嫌気がさして、
こういった射手座的な要素を追い求めることになる
という、なんともうまく計算されたような流れの
魂の設定に、
やけに納得しましたね。
出生図を満遍なく経験させられる流れになっているなぁ、と。
※
「月の欠損論」については、
そういう見方もあるなぁ…と思うことも。
月を満たすのが良いといっても、
「月を癒す」くらいの心地よい感覚なら大丈夫でも、
月星座に囚われ過ぎて「不足感ゆえの執着」になるのは
よろしくないのかな?と感じます。
私の月は1ハウスですが、
容姿コンプレックス(外見への不足感)を
どうにかすることへの執着に苦しみました。
追っても追っても満たされず、
疲れ果てたことで
自分の素材を生かすことに気づいたのもありますが。
んー、月は繊細で難しい…。
結局のところ、
「心の声を聞いてあげる」ことで
うまく扱えるようになると良いのかなと
感じています。
星乃しほ