2025年4月5日 11時15分ごろ
蟹座上弦の月となります。
上弦の月は、
月と太陽がスクエアとなり、
精神的な手放しや路線変更が起きやすいとき。
満月までの1週間に影響しますので、
「より良い形に持っていくためには
どう調整すれば良いのか?」と、
再調整をかけていくと良いタイミングです。
今回の上弦の月からは、
「動きたいけど動けない。
帰れる居場所に感謝する。」
という雰囲気を感じます。
全体の天体配置を見ると、
上半分に偏っていて、
太陽は最も高い位置にありますが、
月は12ハウスという隠された部屋にあります。
アセンダント付近に月と火星があり、
アセンダント蟹座もMC牡羊座も活動宮。
月と太陽は活動宮での葛藤の配置をとっています。
海王星は活動宮である牡羊座に入ったばかり。
↑
とにかく活動宮が強調されていることがわかります。
動く!活発に!激しく!という感じ。
ただ、
活動宮が強調されているチャートではありますが、
水エレメントにも天体が多い、かつ、
魚座の水星も金星もまだ逆行中です。
揺らぐ、迷う、定まらない、不安…
そういった雰囲気も強いです。
目標に向かって勢いよく社会に出ていこうとする、
エネルギッシュで活動的な雰囲気がありますが、
少し不安で怯えている・迷っているような
感じもします。
なんだか、この時期の新社会人の気持ちを表しているようですね!
この水っぽさを大切にすることが鍵になりそう。
魚座で逆行中の水星・金星が
地と水の小三角を形成する一因となっています。
逆行終了の4月中旬までは、
物事が停滞してくすぶっている感覚が
あると思いますが、
この期間に振り返ったり見つめ直しをすることも、
途中経過として大切な要素なのだと思います。
水星が逆行に戻り、牡羊座に入る
4月中旬くらいからは、
思考もクリアにシャキッとしていきそう!
きっとそこからは、
ここまで悩んできたことの伏線回収が始まると信じよう!
月は、蟹座・12ハウス。
サビアンシンボルは蟹座16度
「手書きの巻き物を手にし、
四角い広場の前にいる男」
心や宇宙の法則に興味をもつ・研究する、
親しい人たち・仲間を大切にする、
芸術や創造の世界、などを意味する度数。
太陽は、牡羊座・10ハウス。
サビアンシンボル牡羊座16度
「日の入りに踊っている妖精ブラウニー」
自然と調和した暮らし、
子供のような純粋さ、などを意味する度数。
自分らしいありのままの姿で
新しいことに取り組んでいく勢い、
ひとりでも突っ走っていく勇気と行動力が
あってとてもフレッシュ!
木星とも調和していて、楽しそう。
1ハウスに火星もあるので、
自分を出していこうとするバイタリティが強い。
ただ、
「安心安全な居場所を離れたくない」
「仲間から離れて自分一人で行動するのは不安」
「やっぱり自分を曝け出すのは怖い」
といった気持ちが出てきたりで、
そこに葛藤が生まれそうな雰囲気です。
アセンダント付近に蟹座火星がありますので、
怒りを拗らせたり、拗ねたり、くすぶったり
しやすい点には注意です!
いつでも戻れる自分の居場所・仲間たちとの関係を
変わらず大切にしておけると、
ひとりでも勇気を出して
新しい一歩を踏み出すことができそうです。
芸術に癒されたり、ヒーリング的な要素を
暮らしの中に取り入れると心が落ち着きそうです。
自分の居場所・家族・仲間・私生活…
そういったところへの感謝の気持ちを
改めて認識することがあるかもしれません。
他の天体配置を見ても、
楽しさもありながら、
節度あるコミュニケーション・仕事に
継続的に取り組めそうなとき。
理想の実現に向けて、
クリエイティブで前向きな星のエネルギーが
サポートしてくれそうです。
ご縁を意味するドラゴンヘッドを挟むような形で
逆行天体があるので、
昔のご縁を振り返るような、再会するような、
そういった展開もあるかも?しれません。
自分への具体的なメッセージを受け取るためにも、
自分の出生図の何ハウスで起きる上弦の月なのかを
チェックしてみるのもおすすめです☆
星乃しほ