2024年10月3日 3時49分頃
天秤座新月(金環日食)となります。
新月は、リセット・スタートのタイミング。
次の新月までの1ヶ月影響します。
ただ、今回は金環日食を伴う新月です。
ドラゴンテイル側で起きる新月。
(前回の魚座満月のときの「部分月食」にも
似たような意味がありましたが、)
日食は、
運命・魂的な縁に関わる出来事が
起きやすいタイミング。
次の日食までの半年間影響するといわれますが、
この日食の前後1週間ほどに起きる出来事が
特に重要となります。
今回の金環日食は日本では観測できないようです
(観測できる土地の住民に特に強い影響があります)。
とはいえ、「食」の影響は強いので、
日本の私たちにも関係します。
今回の新月からは、
「遠慮してない?その魅力、出していこうぜ!」
という雰囲気を感じます。
アセンダントは乙女座、
MCは双子座、
そのルーラーである水星は
月・太陽とぴったり重なっています。
月と太陽は、天秤座・2ハウス
(5度前ルール)。
サビアンシンボルは天秤座11度
「眼鏡越しにじっと見つめる教授」
相手に合わせて物事を教えること、
自分の知識を他人のために活かすこと
などを意味する度数。
他者とのバランスや評価を気にしつつ、
自分が価値を感じるものや
自分のスキルを生かした活動に
強く意識が向かう時期となりそうです。
今回の新月図において、
月・太陽・水星は、
月の遠地点「リリス」のポイントで重なります
(天体ではなく、場所のエネルギーです)。
それゆえに、
本音を素直に言えなかったり、
野心を押さえ込んでしまう傾向が出てきそうですが、
実は、それを他者や社会のために活用すれば
魅力的なポイントになるものだったりするのです!
今回は2ハウスで起きる新月ですし、
自分の生まれ持った素材・気質を生かしたり、
磨いてきたスキルを収入に変えていくチャレンジをしたり、
そういったものを他者のために行うことで、
安定的な愛情・友情関係を深めていける
幸せな時期となりそうです
(水のグランドトラインが
3・7・11ハウスと、
人間関係やコミュニケーションを意味する
ハウスの天体で構成されています)。
自分が隠さなければいけないと思っていた部分も、
怖くても少〜しずつ出して、
社会のために生かすことができたら、
それは自分の大きな魅力に繋がるのです。
火星からの横槍によって、
前向きに頑張ろうとする自分に対して
チクチク嫌味を言われることもあるかもしれませんが、
人間関係においてジャッジしないように
せっかちにならないように
気をつけたほうが良さそう。
コンプレックスとか弱みだと思っていたことって、
他の人から見れば真逆の可愛らしさに映ることって
普通によくありますよね。
誰かの温かい言葉によって、
これまで怖くて握りしめていた後ろめたさや恥ずかしさを
やっと手放せたりするのかも。
逆に、自分の声かけによって、
誰かのブロックを外してあげることになるかもしれません。
「それいいね!」
「とっても素敵だと思う!」
って、誰かが伝えてあげないと、
本人は気づかないまま、それどころか、
ずっと弱みだと思い込んで悩んでいたりする。
お世辞ではない素直に心から溢れ出た言葉なら、
その関係性はスムーズに循環し、
心温まる出来事を次々ともたらしてくれるのかも。
この新月のタイミング、
自分や周りの人の魅力ポイントを見つけて
お互いにそこに関わっていくことで、
とても温かい交流が生まれるのかもしれません。
それは日食らしい、運命・ご縁なのかも…。
自分の出生図の何ハウスで起きる新月なのか、
チェックしてみるのもおすすめです☆
星乃しほ